今年のテーマは「震災からの3年間、福島でこんな風に暮らしてきた」です。
<プログラム>
◆挨拶
「ふくしまの話を聞こう」は3回目となり、図らずも一番最初に考えていたような形になりました。
3年前は思いはあっても、まだ十分な人との縁がなくてこの形にならなかったのでしょう。強力なスタッフが集い、魅力的なスピーカーをお願いして、足を運んで聞きたいという参加者を得て、3回目を開催することが出来ます。
今年は若いスピーカーも招きました。会場の皆さんもぜひ話に加わって、縁を繋いで下さい。
これから福島と東京がより近い場所となってともに良い場所になっていけるように願っております。
(代表 ナカイサヤカ)
※文字起こし
◆第一部 講演
『福島の報道、中央の報道、その温度差 -大森真(テレビユー福島 報道局長)-』
震災から3年経った今でも(3年経ったからこそかもしれませんが)、中央からの報道に大きな違和感を感じること、時には憤りさえ感じることがしばしばあります。この違和感はどこに根ざしたものなのか、被災者であり同時に報道人であるとはどういうことなのか、何を発信し何から福島を守らなければいけないか、福島で報道にあたりながら常日頃考えていることをお話したいと思います。
1957年福島市生まれ。
1983年テレビユー福島開局と同時に入社の一期生。
初代県政キャップとして原発問題等の取材にあたる。
2012年3月報道部長、同年7月報道局長(現職)。
一方で「プロジェクトFUKUSHIMA!」の事務局長として、音楽家の大友良英らとともに発災当年から大規模なフェスの運営に関わってる。
『測ること、知ること、話すこと -安東量子(いわき市在住)-』
〈放射能〉と共に暮らすことになって、はや3年。「見えないから怖い」、それなら見えるように測ってみよう、「測ったけれどわからない」、 それなら聞いてみよう、「他の人がどう考えているかわからない」、それなら話してみよう、そんなことをしてきました。3年を過ぎて、わかったことわからなかったこと、できたことできなかったことをお話したいと思います。
1976年生まれ。福島県いわき市在住。
放射線を測り、知り、対処しながら、コミュニティでの生活再建を目指す住民活動を行っている。
「エートス」は、チェルノブイリ事故10年後のベラルーシで始められた、ETHOSプロジェクトから。
※文字起こし
◆第二部 パネルディスカッション
『震災からの3年間、福島でこんな風に暮らしてきた -放射能に支配されない人生を生きるために-』
パネリスト
・安東量子
・大森真
・ナカイサヤカ
・福島の高校生たち
0 件のコメント:
コメントを投稿